韓国の本土ヒラタ、ファソルト割り出し

韓国の本土ヒラタ、ファソルトヒラタクワガタ

フォルムはツシマヒラタに似ていて顎が長いのが特徴。

ツシマヒラタのシノニムと言われるが、シノニムが何なのか分かりません(笑)

 

韓国人の動画に出てきたクワガタがかっけえと思って調べてたらこのファソルトヒラタに行き着きました。

ツシマが和製パラワンならこいつはコリアンパラワン。

 

元々このタイプのヒラタは好きで、

ペットワールドアミーゴのツシマヒラタを買おうかどうか迷ってる時にそのツシマヒラタより安くでヤフオクに出ていたので落札しました(笑)

 

産地は全羅北道全州市

って言っても韓国の南の方ってことぐらいしか分かりません。(笑)

こいつ自体は北朝鮮にも居るみたいですね。いつか北朝鮮産も飼育してみたいですが、そもそも入ってくるんか。

極論韓国産ファソルトどころかツシマヒラタとも違いはないでしょうけど、あの黒電話の国のヒラタって思うとなんか特別感あるやん?

 

朝鮮半島から対馬ではパラワン型の顎の長いタイプなのに九州に入ると顎が短くなる(それでも本州産に比べれば長いが)、

反対に南西諸島、沖縄と南へ行くと今度はゴツくなる。

こういう地域による体系の違いを追求するのもまた面白いですね。

興味ない人から見れば全部一緒なんでしょうけど(笑)

 

オス71mm、メス40mm。

6月30日にペアリング

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オスもメスも今年4月羽化のWF2。

早いかと思いましたが、オスが思った以上に性欲的だったので交尾できました。

22年6月に羽化した我が家の本土ヒラタのオスは10月になってもメスを挟むことしかしませんでしたけどね(笑)

 

そっからセットして、

7月6日に例の如く不織布が破られていたので、慌ててひっくり返したらちゃんといました。

その時に3個採卵。もう一回組み直し。

そのうち2個は腐ってしまって、1個は孵化まで行ったんですが、その幼虫ちゃんは何か弱々しく、数日後に尻が黒くなったと思ったら死亡してしまいました。🥺

 

なので振り出しに戻っての再スタート。

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一応側面から卵は確認していましたが、幼虫は確認出来ていません。

こいつの場合は前のこともあって、出来れば幼虫で取り出したかったのですが、

 

結果は、

卵×6

ど初令×1

初令×1

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ど初令が青、初令が赤、卵が緑です。

ど初令に関しては動きも弱々しいので多分厳しいでしょう。

あとは卵が何個孵化するか。全部孵化してくれれば数としては最高ですが、いかんせんこいつは孵化率が悪い。

また孵化まで行っても死亡者が出る。

オスメスともに羽化から時間が経ってない反動がここに来てるのかな。

 

幼虫ちゃんは例の半額だった800ccオオヒラタケに投入。

卵とど初令はプリンカップにて保存。

サイズはツシマに準ずるとして、目標は80mmですね。