お前は誰やねん
悲報
極小メスの遺した卵の孵化確認が8月1日。
孵化から1週間なので、そろそろ菌糸に入れ替えてもいいかなとプリンカップをひっくり返したら、、、
何で2匹いるんですかね。
確かに極小メスが死んだ時に残っていた卵は2個。
でもね、このプリンカップで保管中に乾燥が酷くて加水する為に全部ひっくり返したことがあって、その時にそのうちの1個は腐りかけた色してたんです。
しかもひっくり返した時に見失ってしまったんです。
勿論ひっくり返した中身のマットは全てプリンカップにそのまま戻しているので、生きていたら不思議はないのですが、
ただでさえ腐りかけた色の卵が、加水してかき混ぜて、しかもプリンカップに固詰めまでしてるのに孵化まで行くとは到底思えないんですよ。慎重に扱っても腐る奴いるのに。
ならひっくり返して戻す時に、こいつの前にひっくり返した卵がタライに残っていてそれが混じったか?
でもこれもタライを空にしてからひっくり返しているので可能性は0に近いと思います。
で、卵保管時のプリンカップのマットは産卵セットの物をそのままプリンカップに入れています。
ならその産卵セットから入れる時に、発見した2個とは別に入ったか?って話ですけど、母親の極小メスが十分な数を産まないまま昇天したので、卵探しはめちゃくちゃ血眼になってやったはずです。
現に粉みたいなサイズの卵を探し出してそれを孵化まで持って行っていますしね。
そこまでやって2個しか見つからなかったので、その可能性も低いんですよ。
後は、極小メスの2回目の産卵セットのマットはオキナワヒラタのマットを流用しているのでオキナワの卵が混じった可能性。
ただこれに関してもめちゃくちゃ慎重に時間かけてマットに卵がないか確認しているし、
しかも産卵セットの容器に移してからも思いっきり堅詰めしているので
漏れ&堅詰めを耐えたという可能性まで見るとかなり低い。それと万が一オキナワの卵が混じっていたら、もう少し大きく成長しているはず。
いや、成長の速さは個体差もあるのでそれは言えないかな。
もしオキナワであればオスだった場合は顎の形で分かるので全然いいですが、メスだったら本当に最悪ですね。
しかも孵化から5日目ぐらいまではまだ側面にいたのでこいつが極小メスの子だと確認できていたんですが、それ以降は見えない内側に入り込んでしまったので、どっちが極小メスの子か分からない問題も発生中でございます。
まあ、下だとは思うんですけどね。見えなくなる前は底にいてマットを食っていたので。上は菌糸のカケラから出て来たので腹が菌糸特有の色。
というかこの菌糸のカケラがどこで混入したのかって話なんですよね。
産卵セットには菌糸のカケラは入れてないし。
ひっくり返して加水した時か?ってなるけどひっくり返す時はタライも必ず空にしてからやるよう徹底しているし。
プリンカップ自体に卵がくっ付いていて紛れた可能性まで言い出したらもうキリがないですね。
それならこのプリンカップで前に管理してたのはAラインの本土なので、同じ種だからオスだろうがメスだろうが完全に分からなくなります。
ですが、最初にプリンカップにマットを入れる段階の堅詰めでやっぱり潰れると思うんですよ。
極小メスの可能性が高そうな奴、低そうな奴は分かるようにしておいたので、
低そうな奴が明らかな別種(ノコ)だったり、オキナワやファソルトのオス、パラワンで羽化した場合は
もう1匹は極小メスの子で確定。
オキナワやファソルトでもメスで羽化すれば分からない(パラワンはメスでも明らかにでかいので分かる)のでその場合はもう1匹も疑ってかからなければならず、累代には使えないですね🥺
別場所採集の本土だった場合はオスだろうがメスだろうがどっちが極小メスの子かすら分からなくなるのでこれが1番最悪のパターンですね。
って事で、正体不明幼虫は
ノコ、オキナワオス、ファソルトオス、パラワンのいずれかで羽化してください。
両方とも極小メスの子の可能性も0ではないですが、それよりはもう片方が確実に極小メスの子だと分かる上記のパターンの方が安心出来ます。
間違っても別場所採集の本土ヒラタじゃありませんように🙏
まあ羽化まで行けるかという問題もありますが。
卵が2つしか取れず、どちらも粉みたいなサイズから孵化まで持っていったのに、人為的なミスで累代出来る可能性が著しく低くなってしまったのが残念過ぎる。まあ羽化するか、オスメス分かれるか問題もあるけど。そこに更に超えなければならない壁を作ってしまったわけです。