2021年採集既存組
今自宅にいる本土ヒラタは2021年に採集した個体の子供と今期採集の個体です。
2021年は1オス2メスを自己採集で得ています。場所はもちろん千里ニュータウンのとある公園。
↓豆ピカのオス親(死体)37ミリ。メスは2匹とも25ミリぐらいの小さい個体でしたが、どちらもバラバラになってしまったので残っていません。
そこから羽化できたうちの最大がオス66ミリ、メス39ミリです。
つまり娘より小さいパパですねこいつ(笑)
ここまでが前回書いた内容ですね。
こいつらが羽化したのが6月で、順当に成熟を待つと10月です。
10月セットではそもそも産卵すらしないかしても大型は期待出来ない。
そうは思いながらも一応ペアリングしてみましたがそもそも交尾もうまくいかない。
ということで面倒臭くなって産卵セットに同居して放置。産まないなら産まないで勝手に冬眠しててくれ。もし卵が見つかればオスは取り出せばいいやのスタンス。
餌は減ったら交換を繰り返して、持ち上げて底や側面を確認するも卵はなく、結局時は流れ2023年4月。
気温が上がり始めたことで活発になったコバエがウザかったのでひっくり返したらオスもメスもバラバラになってました(泣)(泣)(泣)
ウチの最大個体なのに標本に残すことすら叶わないとは(泣)
というわけで最大個体同士を組ませてF2を作るという目論見が崩れ去りました。
なのでそれぞれの第二位であったオス63ミリ
とメス38ミリ(画像なし)を主軸として今年は組むことに。
この63ミリは66ミリと別腹で、尚且つ採取後2日で色々訳あって取り出した卵から育てた子なのであの豆ピカの子でもありません。
その後は豆ピカをどちらのメスにも掛けているのでこいつ以外は同じ父親を持つ子ということになりますね。
他にも60ミリちょうどのオス、37〜38ミリのメスもいたんですが羽化して2ヶ月ぐらいで昇天してしまいました。誰やねんなプリンカップに濡れティッシュとゼリー入れとくだけでええ言うたのは。
これで新成虫を結構死なせてしまったのでこの管理方法も今後の課題になりそうです。
生き残ったのが結局第二位のオスメス(38ミリはタイが2匹いたので厳密には第二位ではないけど)、そして遅れて羽化してきた34ミリのメス。
34ミリのメスは63ミリのオスと同じ母親ですが、
38ミリのメスは母親ももう1匹のメスなので完全に他人ということになります。
まあどっちにしろ両親が一致ではないので子はCBF1には変わりないんですがね。
もうこのオス63ミリはどちらのメスにも掛けてあって、
先に34ミリと掛け、こちらは6月時点で16匹の幼虫を割り出し、
G-potのプリンカップ×4
G-pot 550cc×6
マット×6
卵×2(多分孵化しない)
にて飼育中です。
38ミリの方は今産卵セットにいる最中です。
こちらをメインラインとする予定だったのですが、サブラインの34ミリで思った以上に増えすぎてしまいましたね…。
34を先に組んだ理由としては、
大型化を目指すにあたってこのサイトを参考にしていて、
『ヒラタクワガタの大型個体作出方法』
http://ffishsbeetle.starfree.jp/stag-beetle/hiratakuwagata-large-size.html
セットは7月10日前後に組めと。ただ7月10日まで暇だったし、不慮の事故で突然死する可能性もあるので保険の意味合いで先に34ミリの方で組んどいたんです。
改めてメインはこのサイト通りのスケジュールで行こうということで、現在進行形なわけです。
38ミリのメスのメインラインをAライン、
34ミリのメスのサブラインをBラインとします。
今期採集組はまた次回。