住宅街ヒラタとは
河川敷で採取されるヒラタを河川敷ヒラタというように
住宅街で採取されるヒラタなので住宅街ヒラタです。
私が今は千里ではなくもっと北の方に住んでいると書いた所で、じゃあそっちで取れよ。そっちはオオクワまでいるやんとツッコミが飛びそうですが、
こちらで取る気はありません。何故なら野生動物が怖いからです。(笑)
あ、ただし自宅付近に飛んできたのは拾いますよ。
自然が多いということはそれだけ動物も多いわけで、良くてマムシ、悪くてツキノワグマにエンカウントするような環境でまで取ろうと思いません。
そういう意味で住宅街ヒラタというのは致命的な動物に出会う危険もなく、真夜中でも明かりがあるので採集が安全という大きなメリットがあります。
デメリットがあるとしたら環境は良くないので小型の個体が多いのと、採集圧が高いことでしょうか。
ですので藪漕ぎもしません。採集は無理せず極力イージーモードで。目的ではなく種親を得るための手段なので。
今回70mmオーバーを目指す住宅街ヒラタについては以下の条件を設けています。
⑵ネット上にその場所でヒラタを取ったという報告がないこと
⑶オスとメスは同じ場所で採取すること
⑷立入禁止区域は除外
⑴については採集地を私の地元である吹田市北部に限りたいと思います。
このためブログタイトルは千里ニュータウンですが、千里中央公園、東町公園、緑地公園などは豊中市域なので除外。
市南部の片山公園や紫金山公園も除外です。紫金山公園は位置的に南部なのか微妙なところですが、⑵の採集報告があるのでどっちにしろ除外です。
⑵は、主に「〇〇公園 クワガタ」「〇〇公園 ヒラタクワガタ」「地名 ヒラタクワガタ」などと検索してそこで採集された記録がないことが確認出来ればOKというルールにします。
検索はGoogleとTwitter。インスタも含めよう思ったけどうまく絞り込めないので断念。
これにより千里北公園、むらさき公園(山田西公園)、万博公園は除外。
⑶はそのまんまですね。⑵と共通の「場所」の範囲ですが、住所ベースではなくクワガタがいる環境が続いていれば離れていても同一の場所としてカウントします。
例えばむらさき公園と山田西公園は住所は高野台と山田西ということになっていますが、雑木林が連続して繋がっているので同一の場所とカウントします。
住所ベースではないので、逆に言えば〇〇一丁目でオスを採取して〇〇三丁目でメスを採取してもその二箇所の雑木林が連続してなければ別の場所としてカウントです。これは丁目まで同じであってもですね。
ヒラタは飛翔性が低くその地に留まりやすいので、長い年月を掛け住宅街の狭い自然に適応してきた個体をターゲットとするためです。
まあいくら分断されているとは言え自宅に飛んで来たこともあるぐらいなので、直線距離で数百メートルの距離の二つの雑木林なら自然交配もあるでしょうが。敢えてそこも縛ります。
⑷は千里は竹林が多いので筍取り防止の意味で柵がしてある場所が多いです。
ですが柵がしていない場所から歩いて、結果的に柵の内側に出るような場合はOKとします。
立ち入り禁止でも「危ないから入るな(入って事故っても自己責任)」と「(私有地だから)通報するぞ」のパターンがあると思いますが、
そもそも事故るような危険箇所(溜池とか急斜面とかでしょうが)は住宅街ヒラタの難易度の範疇ではないし、
私有地だった場合子供なら「コラァ」と怒鳴られるだけで済みますがいい大人だと1発通報ですからね。
これにより弘済院は除外です。昔は62mmのヒラタも取れたんですが、入るな通報するぞの看板が建てられてしまった以上残念ですが捨てるしかありません。
ただ付近の道路の街頭はありにします。と言っても、そこでペア揃えるのは至難の業でしょうが。
あとは主に学校の敷地内ですね。私の出身幼稚園と小学校は敷地内でヒラタも採取出来ましたが、昔と違って今は解放もしていないし1発通報なのでこれも除外です。
文化祭等何かのきっかけで入れたとしても、⑶により同じ場所でペアを採取しなければならないので、何度も入れる再現性がない以上そっちがクリア出来ないですからね。そのタイミングにその場でペアに遭遇しないといけないので。
一応これら条件をクリアした上で2年前も今年も種親を確保しています。
今後新たな種親を得る場合にもこの縛りでやっていきます。