エレファス過去編 2年と3年

引き続きエレファス過去編です。

 

2020年10月26日に取り出したエレファスの卵、最初の孵化確認が11月27日でした。

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過去の画像フォルダ漁っても孵化画像で1番古いのがこの日付だったのでこれであってるはず(笑)

 

12月3日にはプリンカップから大ケースに移し替えてますね。

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2リットルペットボトルで単独飼いした個体群もいたはずですが画像は撮ってなかったです。

この時点で30匹ぐらいいたはずです。

 

さて、お気付きかと思いますが、

大型カブトをこんな数飼えるわけねー!のです。

賃貸の一人暮らしですよ。スペースもありません(笑)

何でこうなったかっていうと、どうも私がやると外国産カブトの産卵は無精卵率が非常に高くて、実際過去にもコーカサスが無精卵しか産まかったトラウマから警戒して孵化確認出来るまで毎週割り出していたんです。それが殆どの数孵化してこの有様。

国産カブトだと無精卵なんてことないんですけどね。だから国産カブトだと簡単過ぎて達成感がないというか(笑)

 

スペースが圧倒的に足りないので、4月下旬〜10月末ぐらいは一部屋外飼育。

それ以外は流石に屋外には出せないので、室内ですが、、部屋が狭い。

 

真冬の間は15度を下回らない程度を気を付け、出先では室温を見ながらダイソンの温風機をアプリの遠隔でオンオフして調整。

うっかり10度以下ぐらいまで下がってしまったこともありましたが、大半が生き残りました。

 

21年4月時点の最大幼虫ちゃん

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孵化から5ヵ月近く経つのに3令自体少なくて殆どが2令でした。やはり冬の低温で成長が鈍化してしまいましたね。

 

21年5月時点だと

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1ヵ月で交換はしないので上とは別の飼育群です。

この時点でもまだ20匹以上が個別飼育のため交換が毎回億劫で放置気味になってしました。

元々クワガタの廃マット処分のために始めたのに、何故3ヵ月〜4ヵ月に一度カブト1番を50リットル買ってるんでしょうね(笑)

 

ある時はミミズ発生。もうこうなると触りたくない(笑)

屋外飼育のせいかと思いましたが、室内飼育の奴からも発生したのでカブト1番が発生源と突き止める。実際にミミズが混入していたという口コミも複数ありました。

 

またある時は再発酵。加水済み、ガス抜き済みでそのまま使えるのが売りじゃないの?

特に冬に売られている在庫は乾燥していて加水必須。その加水がおそらく再発酵のトリガーになって再発酵。これでも何匹か失いました。

 

またある時は屋外飼育組に雨が侵入して水没。ビニールシートで屋根を作り濡れないようにしていた筈なのに何故?可哀想なことをしました。

 

交換自体が1日仕事になるので半年以上放置してしまったこともあります。

やはり飼育数を限らなければ。

そんな調子なのでオスは80g台、メスは50g台あたりでストップ。途中から測ってもない(笑)

 

時は流れて22年8月。

遂に最初の羽化。

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いい加減な飼育だったので小さいですが、なんとか成虫までいけました。

まあ父親が極小だったので親超えしない方がおかしいですが(笑)

 

このオスを皮切りに9月、10月、11月にメスが羽化。蛹で羽化出来ずに死亡したのも何匹か。

ネットの情報通り2年弱で羽化までいけるのかと思っていたら、まだまだ幼虫で留年する個体群も(笑)

とは言っても流石に全員黄色くなってはいましたけどね。ただ11月までに蛹室作らなかった奴はそこからの気温の低下でやっぱり蛹化せずにそのまま幼虫で過ごしていました。

屋外飼育と室内飼育での積算温度の差が幼虫期間に現れたか?でもどの個体が屋外でどの個体が室内だったかも記録してない(笑)

 

遂に今年。23年5月のマット交換時の最大幼虫くん。

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蛹化寸前まで来てやっと100g超え。1年留年した分大きく羽化して欲しいですが。

 

そして7月〜8月。

流石にほぼ全員が蛹室作成or蛹化。羽化した個体も。

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この蛹のうち羽化出来たのは2匹。元々蛹での死亡率も高かったので露天掘りが原因とも言い切れないですがもう露天掘りはしません。父親みたいな極小オスの蛹も残念ながら羽化しませんでした。

まだ蛹室未作成だった幼虫も8月の交換ですぐ蛹室作成→9月には蛹化、現在も蛹が2匹います。

 

羽化個体のサイズは、

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概ね100mm前後。留年した分多少は大きくなりましたが、遠い昔に羽化させた個体は105mmあったのでやっぱり小さい。その頃より金も手間も掛けてるはずなのにな〜。

 

現時点の最大が

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105〜110の間ってとこですね。ツノを下げるかどうかで全然サイズが違いますが。最大限下げても110は届かない感じでした。

しかもこいつ後ろ脚が欠損しています。幼虫期に怪我をしたのか、羽化時に事故ったのか。先天的な物でなければいいんやけど。

 

昔羽化させた105の死虫と比べると、

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ツノで稼いでる感じでどうも細い。そのせいで大きく見えないです。

残り2匹の蛹がこいつを超えるかどうか。その前に羽化出来るかどうかですが。

 

あれだけいた幼虫ちゃんのうち、羽化出来たのは22年が4匹、23年が7匹。まだ蛹が2匹。

若齢時に死んだ子もいるとはいえ、およそ3〜4匹に1匹の割合。

私の不手際で死なせてしまった子もいますが、蛹で原因不明の死亡がいたり、3令で拒食になったり、温度が原因で死亡してしまったり。やっぱりクワガタに比べると難しい印象があります。

外産カブト>クワガタ>国産カブト

国産カブトで成功しても、そう簡単に成功出来ないのが外産カブトでしたね。

まあ明らかに飼育数のキャパオーバーだったのもありますが。どうせ死なせてしまうならヤフオクに出品すれば良かったです。ジモティは閲覧者が少なくて売れ残ると思うけど(笑)

 

これでもエレファスは簡単な方らしいので、ネプチューンやサタンなんてさぞ難しいんでしょうね。