今期最初の採集組入れ替え/既存メインライン割り出し/極小メス逝く

芸能人のブログなら8記事ぐらいになりそうな内容(笑)

ですが、ちまちま分けて投稿してるといつまでも経っても現在進行形で書けないので一気に書いていきます。

 

まずは21年期から累代してる本土ヒラタのメインラインの割り出し、

と行きたかったですがプリンカップが足りないので、

空きを作る為に卵管理していた今期最初に採集した2匹のメスの子を出すことに。

片方は自己採集、もう片方は小学生に貰ったメス2匹の卵。

あれからその翌日中には自己採集のメスの卵は全て孵化していて、小学生に貰ったメスの卵も最後の一個が20日に孵化していました。

 

産み付けられて2日3日で取り出して、それぞれ4打数3安打と5打数4安打。健康な卵でさえあれば産み付けてすぐ出しても大丈夫ですね。

画像は自己採集のメスの幼虫ちゃん🐛

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側面にセットしてたんですが、孵化してから中に入り込んでしまったので探すのに少し苦労。

 

小学生のメスの子と合わせてオオヒラタケ800ccの大海原へ、可愛い子には旅をさせます。

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本来はG-pot550ccに入れる予定だったんですが、

高槻のアミーゴでまさかの半額セールやってたので全部買い占めてやった(笑)

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2年前は800cc定価税込600円弱だった記憶があるんですが、最近値上げされたのか定価で700円弱とクソ高いので、G-potに乗り換えるつもりでしたが半額セールなら話は別。

G-potの550ccより安いし、カップと200円ぐらいしか変わらんとなればそりゃもうこれ一択でしょ。

オオヒラタケなのでヒラタケのG-potより高温に強く、常温飼育にもぴったり!

本当に高いのだけがネックでしたから。

実はこの前にも海の日の週間セールで500円だったので買ったストックが何個かあるんですがね(笑)

ヒラタメインなので多少劣化しても問題なし。むしろオオクワと違って劣化した方がいいまであります。

 

そんなわけでこれでプリンカップ2個空きが出たので、いよいよ本土ヒラタメインラインの割り出し。

 

6月20日頃にセット投入。

オス63ミリ、メス38ミリで22年羽化で生き残った奴の中で最大の組み合わせです。(と言っても生き残ったのはこいつらと34ミリのメスだけですが)

ケースはコバシャ小。底から幼虫、側面に卵が何個か見えていますが果たして。

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出て来たのは、

2令1匹、

初令3匹、

孵化したてど初令3匹、

卵6個。

2令と卵混在なので恐らく喰われてますね。

 

34ミリが🫙容器でもっと体積少ないのにこれより取れたことを考えるとちょっと少ない。

よくよく考えたらこのメスは最初の投入からも卵がなかなか見えず地上に出ていることがあったのでその度に追い掛けしています。

最初の交尾はピル飲んでゴム付けて避妊してた可能性がありますね(笑)

幸いオスが性欲的だったので事故なく複数回のペアリングに成功しています。

 

幼虫ちゃん🐛は同じく800cc菌糸。

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画像は最年少の幼虫ちゃん。このサイズから入れちゃいます。

初令で入れると「巻かれる」と言われますが、

動くものは「巻かれる」ことはありません。「巻かれる」のは動かない死体や卵で、初令で入れて死んだ場合、死因は「巻かれた」ことではなく拒食だそうです。

では拒食の原因は、割り出した時の衝撃で怪我をしたり傷が付いたりしたこと。

だからスプーンで掬うのもめっちゃ慎重にやりました。

大きい方が体に弾力もあり、発見し易く誤って潰したり傷付けることも少ないので、そういう意味で2令から投入した方がいいという定説が広まったんでしょうね。

まあどうせマットのまま管理してもブヨブヨ病のリスクがあるのでブヨブヨ病対策の意味でも早めに入れます。

初令で入れても自力で潜っていくようなら基本的には大丈夫と思ってます。

 

ただし、流石に孵化後1日も経ってないような奴は入れません。

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こいつなんか頭すら色付いていません。

この状態は1番死亡率が高いので出て来てしまわぬようにするしかないんですが、

タイミングを誤ったので仕方ないですね。こいつらは死亡しても文句は言えません。

これなら卵で出した方が遥かにマシですね。蛹化、羽化、孵化、加令全てに言えますが変体直後はとにかく弱い。

その中でも最も若齢な孵化直後ですから1番死亡率が高いです。

 

卵は孵化が近そうな2個とまだかかりそうな4個に分けました。

孵化ズレが起こると卵が喰われないように何度か取り出さないといけないので。

本当はプリンカップに卵1個づつ。欲を言うとそのまま飼育に移行出来て移し替えのストレスが掛からない800ccに卵1個が最適なんでしょうけど、孵化しない可能性もあるのでなかなかそこまでやれないですね。

 

これであとはゼリー点検して減ってたら交換して今日の作業は終わり。

それでコクワと間違えそうになった極小メスのケースを見たら、、、

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仰向けで昇天してました。🥺

元々触覚と右前脚と後ろ脚の符節が欠けてたので寿命が近いとは思っていましたが。

まさか採集後12日で逝くなんて残念です😢

 

16日に卵を発見して、ミニプラケ→パン屋さんと広い容器に引越ししてあげてこれからと言う時に。

地面も真っ平やし産んでないやろうな。

プッチンプリンでさらにひっくり返すと、

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ん?これはまさか産んでる?

必死に捜索しました。健在なメスの卵と死去したメスの卵では訳が違います。

 

そして、

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あー、よかった。🥚発見出来て。

めちゃくちゃ小さいので見つけるのも非常に困難でした。

菌糸のカケラが紛らわしいの何の。

16日に取れた卵もこんな大きさでしたが、今は順調に膨らんでいます。

この卵も無事に孵化して羽化まで行けますように。

 

結局卵は2個見つけましたが、もう1個は怪しいので実質この1個だけ。

脱走したメスの卵だって産み付けて2、3日のを孵化させてるんやから、これも大丈夫よね?

そう信じてこの極小メスの次世代をなんとか繋ぎたいです。